絵手紙道具紹介
筆墨のすすめ
使用する筆記用具に決まりはありませんが、気持ちが正直に表れる筆記用具として、まずは筆と墨をおすすめします。細い線、太い線、にじみ、かすれ・・・・・・筆でかく1本にあなたの「今」が表れます。
毛筆
絵手紙では線がき用(線がき筆)と色つけ用(彩色筆)の二種類を使います。
墨
顔彩(絵の具)が重なってもにじまず、色も映えます。
墨液もありますが、自分で磨る固形墨をおすすめします。
硯〔すずり〕
小学校の習字で使っていたようなもので構いません。使ったあとはよく洗っておきましょう。
顔彩〔がんさい〕(絵の具)
顔料と膠〔にかわ〕で作られた日本画用の絵の具です。
日本の伝統色を基本とした透明感のある色合いが特徴です。
18色程度あると使い勝手が良いでしょう。
梅皿(パレット)
色合いを調整するためのパレット。手持ちの白い小皿などでも代用できます。
筆洗(水入れ)
筆を洗う容器。ビンやコップでも代用できます。
画仙紙〔がせんし〕はがき
墨の濃淡やにじみなどが美しく出る画仙紙[がせんし]はがきをおすすめします。
紙質によって発色やにじみ具合が様々なので、好みのものを探してみましょう。
印と印泥〔いんでい〕(朱肉)
最後に押す印。消しゴム印なら爪楊枝でも彫ることができます。
印泥は練ってから使う朱肉のことをいいます。
ティッシュペーパー
筆に含みすぎた水分、色、墨を吸い取り、調整するために使います。
下敷
書道用と同じもので構いません。新聞紙でも代用できます。
その他にも
冒頭でもご紹介しましたが、絵手紙は使用する筆記用具に決まりはありません。
筆だけではなく、万年筆や鉛筆、クレヨン、ダーマトグラフ、割箸など様々なものでかくことができます。
絵手紙は「絵のある手紙を送ること」、普段着の自分で気分やシチュエーションに合わせて色々なものを
試してみましょう。
モチーフ:百日草
使用道具:ペン、色鉛筆
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はじめての絵手紙セット
■すぐに始められるお手軽セット
商品.No1042 価格(税込)1,650円
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色つけ用筆、ミニ青墨液、パレット、本画仙紙はがき「太郎」3枚、絵手紙のススメ
絵手紙ミニセット
■お手軽な入門用セット
商品.No1031 価格(税込)5,720円
【セット内容】
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吉祥絵手紙顔彩20色、絵手紙 太郎(30枚)、線がき筆(柳美・中)、
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